【同人初心者】はじめての同人誌を完成させるための7ステップまとめ

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同人誌作成

はじめて同人誌を作るときは、何をどの手順ですればよいのかわからず、途方に暮れてしまいますよね。今回は、はじめて同人誌を作る方向けに、本の完成までにしなくてはならないことを、7つのステップに分けてご説明します。

描きたい本の内容を決める

まず、自分がどんな内容を描きたいのかを決める必要があります。

同人誌には本当にたくさんの種類がありますが、絵描きが作成する場合、マンガかイラストかに大別されます。

マンガなら、ストーリーのあらすじ(プロット)や、メインキャラクターを設定します。この段階では、くわしく設定する必要はありません。ページ数を決めるときに目安にできる程度に設定しましょう。

イラストなら、どういった形式にするのか(ファンタジーイラスト、和風イラスト、Twitter画像まとめ集など)を決めましょう。また、カラーなのかモノクロなのかも決める必要があります。イラストならば是非カラーにしたいところですが、カラーは印刷コストがモノクロよりもかなり高いのでそのあたりも考えて決めましょう。

マンガ・イラストに共通ですが、本のタイトルも仮でいいので決めておきましょう。タイトルを決めると本の方向性がしっかりしますし、やる気が高まったり想像力が高まってアイデアが湧いたりする効果があります。

ページ数を決める

マンガであれば、あらすじによってだいたいのページ数が決まります。イラスト本の場合、締め切りまでに何点くらい仕上げられそうか、また1ページに何点くらいイラストを載せるつもりかによってだいたいのページ数が決まります。

ただし忘れてはならないのが、同人誌には奥付(発行日や発行者などの情報を載せるスペース)を入れる必要があるということです。奥付が入っていないと印刷してくれない印刷業者もあります。奥付は1ページの3分の1くらいのスペースがあれば入れることができますが、1ページとして換算してページ数の計算に入れておきましょう。

また、ページ数は一般的に、表紙、表紙裏、裏表紙、裏表紙裏の4ページを含むページ数です。例えば、16ページのマンガ本文を描いた場合、上の4ページを足して20ページの本ということになります。

以上のことをすべて考えてページ数を決めましょう。ここで決めているページ数は目安ですので、あとから変えることもできます。特定のページ数にすると印刷代が安くなるオフセット印刷もあるので、この時点でお得なページ数を決めておき、そのページ数に合わせるように進めるのが良いと思います。

部数を決める

次に、印刷する部数を決めます。

同人誌を必要以上に作ってしまうと印刷代がもったいないですし、なにより売れ残った本を自分の手で処分しなければなりません。これが結構ツライのです・・・。反対に少なく作ってしまうと、早く売り切れてしまい、買いに来た人すべてにあなたの本が行き渡りません。

部数の決め方については、複雑な話になりますので別の記事でご紹介しています。下のリンクからご覧ください。

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オフセット本、コピー本の選択

オフセット本は、印刷業者に依頼して作ってもらう本です。コピー本は自分でコピー機を使うなどして作る方法です(コピー本を作ってくれる業者もあります)。

オフセット本の特徴は、高品質な本を短時間で大量に作成することができます。その反面、印刷コストが高いですし、同人誌を持っていくイベントの数日前には印刷会社へ原稿を送る必要があります。しかも、コミケ時期など印刷会社が忙しい時期には原稿の締め切りが早くなったり、印刷料金が割り増しになったりします。

コピー本は、印刷コストが安く、イベント前日(もしくは当日の朝)まで印刷作業をすることができます。ただし、普通のコピー用紙で作りますので本の品質は悪く、ページが簡単に折れ曲がったり、ステープラーが外れたりといったことが起こりやすいです。

以上を踏まえて、以下のような基準で選ぶのがいいと思います。

【オフセット本を作る基準】

  • 原稿を印刷業者の締め切りまでに間に合わせられる
  • 高品質な本が作りたい
  • 50冊以上作りたい

【コピー本を作る基準】

  • 原稿が印刷業者の締め切りに間に合わない
  • ページ数が16ページ未満である
  • 十分な予算がない

表紙、裏表紙、本文の作成

本の原稿となる表紙、裏表紙、本文を作成します。

印刷業者に依頼するつもりであれば、必ず事前に対応している原稿の形式を確認するようにしてください。そうでなければ、せっかく作った原稿が印刷してもらえなかったり、原稿の加工のために時間を浪費することになる場合があります。

印刷業者に直接電話するか、ホームページを見ることで調べることができます。最低でも以下のことは確認しておきましょう。

  • 原稿用紙のサイズ
  • 画像形式
  • カラー形式(RGB,CMYK)
  • 対応ソフト
  • グレースケールに対応しているか

業者へ入稿

オフセット本を作る場合は、印刷業者へ原稿を渡して印刷してもらいます。

データ入稿の場合、大抵の印刷業者はファイルのアップローダーを使うことが多いですが、メールに添付して送ったり、CDメディアに記録して郵送したりしなければならない業者もあります。印刷業者によってやり方が様々ですので、事前に確認しておいてください。

紙原稿入稿の場合は、郵送で直接印刷会社へ郵送することになります。

CDや紙原稿を郵送する場合は、到着まで時間がかかるので、締め切りに間に合わないなどのトラブルが起きる可能性もあります。余裕をもって原稿を仕上げられるよう、スケジュールを管理しましょう。

なお仕上がった本は、自宅へ送ってもらうほかに、直接イベント会場に送ってもらうこともできます。特に理由がない限り、直接イベント会場に送ってもらうようにしましょう。荷物を運ぶ手間が省けますし、輸送中のトラブルも避けることもできます。

製本作業

コピー本を作る場合は、自分で製本をしなければなりません。平とじ本を作るか、中とじ本を作るかで作業が若干違ってきます。

平とじ本は、両面刷りをした紙を順番通りに重ねて、背表紙側をステープラーで止める形式の本です。中とじ本は、紙の片面に2ページ分の内容を印刷した紙を重ね、紙の真ん中をステープラーで止め、紙全体を2つ折りする形式の本です。

平とじ本を作る場合は、原稿を両面刷りでコピーし、並べ替えて普通のステープラーでとめれば完成です。

中とじ本を作る場合は、中とじにした場合に順番通りページが表れるように計算してコピーしなければなりません。最初にテストで一冊作ってみて、正しい順番になっていることを確認してから印刷作業をすすめましょう。また、中とじには中とじ用のステープラーが必要です。針を打ち出す部分が90度回転するものや、ステープラーの上と下が別れるものがあり、紙の中央を針でとめやすくなっています。ステープラーでとめたあとは、紙全体を2つ折りにすれば完成です。

もし資金に余裕があるなら、キンコーズなどの作業スペースを利用することも考えましょう。コピー機や裁断機、自動的にステープラーでとめてくれる機械など、必要なものが全てそろっています。


まとめ

いかがでしたか?今回は、はじめて同人誌を作るときにしなければならないことを7つのステップでご説明しました。この7つができれば、まだ同人誌を作ったことがないあなたも、ちゃんと同人誌を完成させることができます。ぜひ参考にして、同人誌作成計画を練ってみてくださいね。