今回は、簡単にライトノベルの女の子っぽく髪を描く手順を紹介します。
今回描くのは、黒髪。
ライトノベルでは、真面目、幼馴染、恥ずかしがりやな女の子の属性として描かれるパーツです。
手順に従って描くだけで、だれでも簡単に、しかも魅力的な髪を描くことができますよ。
さっそく手順を説明していきましょう。
使ったソフト:ClipStudio EX
目次
線画作成
まず、線画を描きました。
線画の作成方法については、前に紹介しましたので、ここでは省略します。
詳しく知りたい方は、下のリンクから紹介している過去の記事に飛ぶことができます。
それから、線画の作成時に活躍するのが左右反転テクニック!
こちらもあわせて確認してみてくださいね!
着色
基本色の着色
髪用のレイヤーを作って、髪の色を適当に塗ります。
今回は黒髪を描きますが、真っ黒にしてはいけません。
立体感を出すために後で影をつけなければならないためです。
濃い茶色、もしくは濃い紺色などで塗りましょう。
はみ出さないように塗って、不透明度保護しておいてください。
これで、以降髪を塗った時にはみ出すことがなくなり効率的に作業できます。
不透明度保護のやり方はお絵かきソフトによって違いますが、クリスタならレイヤーパレットの上にある南京錠とクッキーみたいなマークです。
髪にざくっと影をつけました。
今回は、画面右上から光が当たっている設定ですので、反対の画面左側や後ろ髪に影をつけます。
空の映り込み
髪には光沢があるので、鏡のように周りの景色が映り込みます。
黒髪でも同じです。
青空の映り込みを再現するため、紙の右上にうっすらと水色をかぶせました。
透明度調整しながら、ちょうどよい色をのせるようにしてください。
毛先の表現
髪の毛は、毛先になると髪の密度が下がります。
向こうにあるものの色が透けやすくなるんですね。
なので、顔にかかっている髪の毛先は、肌色に近い色にします。
これで、毛先のまばらな感じが出てきました。
光の表現
ハイライトを入れる
一番光が強く当たる部分を白く塗ります(ハイライト)。
光が当たっている側の端っこを塗るのが鉄則です。
髪の流れに合わせて、ギザギザになるように塗りましょう。
さらに、発光レイヤーを重ねて光っている感じを表現しました。
また、最も光っている部分は主線も薄く消しています。
これで強い光があたっている感じを出すことができます。
ハイライトの空の映り込み
ハイライトにも少し空の青を足しました。
こうすることで、青空の下に立っている臨場感を出すことができます。
仕上げ
仕上げをして完成です。
所要時間は2時間程度でした。
ちなみに、仕上げでは以下の処理をしました。
- 薄い発光フィルターでグラデーションをつけた
- 全体的に色調補正をした
- 主線の色を調整した
- 紙以外の色を塗った
目の描き方は、こちらを参考にしてみてください。
さいごに
思ったよりも簡単でしたよね?
絵を描き始めた方には簡単な髪の描き方として、お絵かき中級者以上の方にも気分転換として、試してもらえるのではないかと思います。
チュンすけ
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