絵が下手なのに神絵師扱いされてる人の秘密。絵が上手くなくてもフォロワー数を伸ばせる事実

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ミカ
ミカ
そんなに絵が上手くないのにみんなから評価される絵描きさんっているよね?あれってなんでなの?

ツイッターやpixivでたまに見かけるのが、絵はそんなにうまくないのに、なぜか滅茶苦茶フォロワーが多い人。そういう人は、テキトーに描いたラクガキであっても投稿したとたんリツイートされまくって、いいねがどんどん増えていきます

「この人より自分の方が絶対上手いのに、なんで!?」なんて思った経験はありませんか?

私も気になり、いくつかのアカウントをサンプルに、「なぜか神絵師扱いされている人」の特徴を研究しました。その結果、彼らにいくつかの共通点があることに気づきました。

実は、彼らは決してズルをしているのではありません。フォロワーを増やすためのあるテクニックを使っているのです。このテクニックはtwitterの性質を上手く活用したもので、自分の絵をたくさんの人に見てもらうための正しい工夫ということもできるかもしれません。

今回は、彼らが使っているテクニックについて紹介していきます。あなたもこれを活用することで、絵が上手か下手にかかわらず、フォロワーを増やすことができますよ!

基本的な理論

「なぜか神絵師扱いされている人」の行動には、大きく3つの理論があるようです。

  1. 自分のファンになってくれる見込みがある人をできるだけ増やす。
  2.  1の人にフォローしてもらう。
  3. フォローしてくれた人にずっとフォローし続けてもらう。

1→2→3の流れでフォロワーを増やすことで、3のフォロワーによるリツイートが増えます。それにより3→1の流れが加わり、1→2→3→1→2→・・・といった具合に雪だるま式にフォロワーとリツイート、いいねが増えていく仕組みのようです。

以下では、1・2・3を実現するために、「なぜか神絵師扱いされている人」が具体的にどのような行動をしているのかを紹介していきます。それぞれの行動が1・2・3のどれにあたるのかを考えながら読んでくださいね。

絵以外の魅力を発信している

「なぜか神絵師扱いされている人」は、絵を描くこと以外にも、趣味や特技を持っていることが多いです。

私が調べた範囲で言えば、料理、バイク、山登りなどがありました。それらの趣味や特技で、彼らは一般的な人に比べて少し優れているくらいの実力を持っています。

彼らは絵を描くことについてはイマイチです。もし画力だけで勝負したならば、「大した事ない絵描きだな」という評価を受けることになります。しかし、絵以外の特技を持っていることをアピールすれば、例えば「あの人は料理もうまいうえに絵も結構うまい」という評価になるわけです。つまり、絵の能力だけでなく、絵とそのほかの特技の能力を合わせた総合的な能力で、神絵師と対等に勝負できるわけです。

あなたがこのことを活かしてTwitterでの評価を上げたいのなら、彼らと同じように絵以外の特技を積極的にアピールすることです。

トレンドにのっている

「なぜか神絵師扱いされている人」は、流行っているものについて頻繁にツイートしているようです。

ニュースで最近よく放送されることや、流行りのアニメやゲームなどについてよくツイートしています。また、そういった話題をパロディにしたイラストをツイートしたりもしています。

流行っているものについてのツイートは注目されやすく、またリツイートされやすいです。とくに、Twitterの「日本のトレンド」に挙げられている単語やハッシュタグはその傾向が強まります。さらに、絵心のない人にはそういった話題をイラスト化することができませんので、流行ネタのパロディイラストはさらに注目度が高まります。

あなたもたくさんのリツイートをゲットしたいのなら、「日本のトレンド」や今日ニュースで聞いた話題についてツイートすることを意識しましょう。もちろん、イラスト付きならばなお良いです。

画力ではなく、内容が面白い絵を描いている。

けっこう多いのがこのパターンです。絵はそんなに上手くないけど、シチュエーションが面白いイラストとか、爆笑できる、もしくは考えさせられたりする漫画を投稿し続けているのです。

このパターンの人たちは、単純な画力では、プロのイラストレーターや画力で神絵師扱いされている人には遠く及びません。

しかし、あなたがtwitterの閲覧者だとして考えてみてください。あなたはどちらの絵をリツイートしたくなりますか?

  1. すごく上手いけど面白みがない絵
  2. 絵の技術はイマイチだけど笑えたり考えさせられたりする絵

おそらく、2なのではないでしょうか。なぜなら、あなたが感じた楽しさや、考えさせられたことを友達にシェアしたいからです。

リツイートやいいねを獲得するためには、ただ画力を磨くだけではなく、見る人を楽しくさせたり、感動させたりする内容の絵を投稿しなければなりません。


twitter以外のメディアと連携している

フォロワーが多い「なぜか神絵師扱いされている人」は、ほぼ全員といっていいくらい、twitter以外のメディアで情報発信を行っています。多いのが生放送配信で、ニコニコ生放送、Youtube、twitchなどのサイトです。

生放送がフォロワー増加に効果的な理由は2つあります。

一つ目に、twitterユーザーの中には、絵描きさんとダイレクトにコミュニケーションをとりたいと思っている人もいます。そういったユーザーには、生音声でリアルタイムにコミュニケーションをとることができる生放送はとても魅力的なのです。生放送でコミュニケーションをとってくれる絵描きさんは親近感が湧きやすく、フォローしたくなります。

2つ目に、配信サイトのユーザーも取り込むことができるということがあります。つまり、もともとニコニコ生放送やYoutubeにいたユーザーを、twitterに誘導することができるということです。

あなたも生放送配信メディアを使用することで、絵の上手い下手にかかわらずtwitterのフォロワーを増やすことができるでしょう。

生放送をやり始める際の注意として、放送の回数を多くするよりも、毎週同じ曜日の同じ時間に必ず放送をする、ということが重要です。なぜなら、テレビ番組のように同じ曜日の同じ時間に放送することで、視聴者に安心感が生まれるためです。つまり、不定期に放送した時に視聴者が感じがちな「今日も生放送してくれないのか・・・」とか、「こんな時間にやってたのか!見逃した!」などという不満が生じにくいのです。

イラスト以外の投稿も含め、意味のあるツイートを頻繁にする。

「なぜか神絵師扱いされている人」は、ツイートの回数が多いです。これは、絵が付いていないツイートも含めての回数のことです。

私が調べた範囲で言うと、1日に30回~50回くらいはツイートしています。これをすることで、まだフォローしていないユーザーの目にとまる確率を上げているのです。

それだけではなく、1つ1つのツイートで意味のある発言をしていることが多いです。つまり、「寒い」とか「お腹減った」などといった独り言のようなものではなく、「〇〇について、私は××のように考えます」とか、「次のイベントでは〇〇といった作品を作ります」などといった、読み手になにかを伝える内容をツイートしているのです。

また、コミケなどのイベントに参加するときには、フォロワーにわかりやすいよう実況ツイートを行っています。

結局、何が大切かというと、価値のあるツイートをたくさんして、twitterユーザーとの距離を縮めることです。

同じジャンルの人と仲がよく、クラスタの中心に存在している。

「なぜか神絵師扱いされている人」は、同じジャンルに知り合いが多く、しかも知り合いと仲良くしています。Twitterでのコメントやり取りも頻繁に行っています。

また、イベントでのあいさつ回り、打ち上げの主催など、他の人が面倒に思いがちなことも自分から進んで行う人が多いです。相手が神絵師であろうとなかろうと、同じジャンルの人とはとことん仲良くなる努力を惜しまないのです。

そういった仲間内への気遣いや努力があるからこそ、逆にジャンルの仲間からも信頼されるのです。その結果、リツイートやいいねにつながるだけではなくジャンルの外へもどんどん関係が広がっていくことになるのです。

ツイートを整理している。

「なぜか神絵師扱いされている人」は、自分のツイートをよく整理しています。なぜかというと、自分のプロフィール画面の重要さをよく知っているからです。

Twitterのプロフィール画面は、上から順番に、次のような構造になっています。

  1. ヘッダー
  2. 固定ツイート
  3. ツイートのタイムライン

初めてプロフィール画面を訪れた人は、この画面をだいたい5画面分くらいスクロールして、どんな人かを見極めようとします。5画面で表示される内容というと、上のヘッダー、固定ツイートに加え、最近のタイムラインの20ツイート分くらいでしょうか。その際に、意味のないツイートや、他の人のツイートのリツイートばかりだと、「この人はフォローする必要はないな・・・」と興味を失ってしまいます。

ですから、「なぜか神絵師扱いされている人」は、ヘッダーや固定ツイートを自分の活動を端的に表せるものにしたり、不要なツイートを消したりします。こうすることで、上から5画面分の内容をできるだけ濃いものにし、プロフィール画面の訪問者に強くすることができるのです。


貪欲にフォローしていく。

「なぜか神絵師扱いされている人」は、他のユーザーを貪欲にフォローします。フォローしてもらったユーザーは、一般的にフォローを返してくれる可能性が高くなります。

ただし、「なぜか神絵師扱いされている人」が自分からフォローするのは相手が神絵師である場合のみです。Twitterでは、フォロー数がフォロワー数より多い方が価値のあるアカウントと見られる傾向があります。こちらからフォローして向こうからフォローがもらえなかった場合、フォロワー数が無駄に増えてしまう上に、フォローするのにかかった時間も無駄になってしまいます。

相手が神絵師であるならばフォローを返してもらった時の効果が高いためフォローする価値がありますが、そうでないならばフォローの価値がないという考え方です。

また、以前は相互フォローだったけど最近相互でなくなった(こちらからの一方的なフォローになった)アカウントで、神絵師以外のアカウントはフォローを外していくようにしているようです。こうすることで、先ほどのフォロー数のフォロワー数に対する割合が増えて、アカウントの価値が上がっていくのです。

まとめ

本日紹介した内容を、まとめてみましょう。あなたが「なぜか神絵師扱いされている人」と同じ方法でフォローやリツイートを増やしたいのなら、下のリストにならって行動してみてくださいね。

  • 絵以外の特技や趣味を積極的にアピールする
  • 「日本のトレンド」や今日ニュースで聞いた話題についてツイートする
  • 流行ネタのパロディイラストを投稿する
  • 見る人を楽しくさせたり、感動させたりする内容の絵を投稿する
  • 定期的に生放送を配信する
  • 意味のあるツイートを頻繁に投稿する
  • 同じジャンルの知り合いに気を配る
  • プロフィール画面を意識してツイートを整理する
  • 積極的にフォローする
  • フォロワーを整理する

なお、こちらの記事では神絵師にフォローしてもらうための方法論を紹介しています。興味のある方は参考にしてみてくださいね。

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チュンすけ

チュンすけ

漫画家、兼イラストレーター。 漫画・イラスト制作の指導もしています。 2019年から脱サラし、念願のイラストレーターとして活躍中! 詳しいプロフィールはこちら

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